■「新たけべの彩時季」
8月23日、建部駅前の福祉交流プラザに集まった参加者10名とボランティア10名、総勢20名は自己紹介や館長さん「子どもの居場所づくり」の江田さんの挨拶の後、さっそく、包丁で玉ねぎの輪切り。
真剣な包丁さばきに感動!ピュウラーを使ってジャガイモ、ニンジンの皮むき、苦戦しながらも達成した、子どもたちの満足げな笑顔!
お父さんお母さん、スタッフは手伝いではなく、アドバイスのみ「ドキドキしながら見てましたよー」
子どもどうしの協力、助け合いで食材の準備は難なく完了、続いて、野菜を入れたお鍋に火をかけ、コトコト、木べらで交代しながら煮つめていく、これらの作業も踏台などを活用しながら安全を確保して進める。
ツイツイ手を出したがるのを我慢しながら見つめている大人たち、ニンジンやジャガイモの固さなども串を刺して確認、完ぺきです。最後は、カレールウを入れ、コクとトロミを子どもたちが確認し完成です‼️
皆んなでワイワイ話し合いながらの楽しい会食、インタビューでは、お母さんやお父さんから「我慢しました」「「ハラハラしながらみているのも大変」
子どもは経験で成長、大人は干渉し過ぎないことで成長、どちらも大切ですねー「ヤッター」という達成感100%の夏休みの思い出でした。
(レポート・勝部 公平)
8月17日(日)、岡山市環境学習センター「めだかの学校」主催「サマースクールⅡ」が開催された。
このところ日中は猛暑、夕方からスコールの繰り返し、雨が翌日の蒸し暑さを助長する。
午前9時半、会場の「友愛の丘」キャンプ場に市内からの参加者9家族、スタッフ13名、総勢42人が集合、
「めだかの学校」平山館長の開会のあいさつ、活動の注意点を聞いた後、さっそく授業に入る。
この日のプログラムは午前が2班に分かれての「ネイチャーワーク」と「うどん打ち」。
「ネイチャーワーク」では、おなじみの講師、山崎先生による自然観察がスタートした。
先生「今年は植物はあまり変わってないけど、ミンミンゼミが鳴かないなあ・・・」とちょっぴり寂しそう。
それでもセミの抜けガラを見つけたり、ウルシの木を教わりながら森を探索。
「うどん打ち」はこちらもおなじみ、古本先生と佐藤先生が指導、「粉打ち」から「伸ばし」へと順次、作業を教わる。
第2班の「ネイチャーワーク」では中々の収穫、網を持参するまでの気合いの入れようで、虫を次々ゲット。
(先生)「これはナナフシモドキ、これはシオカラトンボかな」
「うどん打ち」と「ネイチャーワーク」選手交代で、第2班もほぼ麺が切り終えたようだ、時間は正午を過ぎてお腹の虫もさっきから「ググー」と鳴り始めた(笑)
テーブルにセットされたコンロの上にはお湯の沸いた大鍋、先ほど打ったばかりの自分のうどんを入れて15分。食べ方は、卵、ネギ、醤油を掛けての「ぶっかけ」。
「キャベツの即席漬け」も好評で、おかわりも続出、「ウ~ン、うまい!」
お腹いっぱいになったら、すぐに午後の部へ。
建部の自然素材を使っての「フォトフレーム作り」、午前中に家族ごとに撮り終えた写真を張り付ける。
僕のアイデア、お父さん、お母さんのアドバイスが盛り込まれた快作ぞろい、出来栄えが見事!
そして最後はお楽しみプログラム「アイスクリーム作り」
氷と塩を入れたジプロックに牛乳、生クリーム、砂糖を入れたジプロックを入れて「ユサ、ユサ、モミ、モミ」・・・10分。
完成!お味は?「冷たーい」「オイシイー!」
午後3時半、閉会式。
平山館長から「今日の成果はまずは、ケガもなく体調をこわす人もなく過ごすことができた、そのことに尽きると思います。
今晩はゆっくりと寝てください」のあいさつ。
一行はこのあと「思い出」を抱えて、帰路に着いた。
(レポート・三宅 優)
建部の各地から参加した子どもたち、若いお父さんお母さん、そして、建部ボランティアや子供の居場所づくりのシルバー40人ほどが老人センターに集まり、「暑い時ほど、心も熱く!熱いピザを作って食べて、この猛暑の夏をのりきろう!」社協の香本さんの挨拶でスタート。
グループに別れた三世代、ピザ生地をめん棒でのばすのは「ここは私の出番よー」と蕎麦打ちやうどん打ちで鍛えたおばあちゃん。
「私でもできるはー‼️」とトマトソースをヘラでぬるのは最年少の私。
「ピザのお店にも負けないわー」と果物や野菜をトッピングするのは、アイデアいっぱいのお兄ちゃんお姉ちゃん、チーズをたっぷりまぶす人などチームワークバツグンの作品を完成させると、35℃の炎天下でピザ窯の火を守る記者(勝部)のもとへ。
400度の火は5分ほどでこんがり、アツアツのピザをかこみ、三世代の交流が始まる。
「美味しいねー」「トッピング上手だったね」「こんなに楽しいなら、お家に帰って、お手伝いやってみよう」
お腹がいっぱいの後は、室内ウォークラリー、ダンボール積みで高さを競い、たけべカルタでは、おばあちゃんの出番。
「おえりゃせんのー」「ぼっけいなー」あちこちから「ヤッター」の歓声も聞こえる。
こんな盛りあがりが三世代のパワーと知恵の結集で可能なんですね、少子高齢化社会のあり方ヒントをもらいましたよ!
(レポート・勝部 公平 写真・香本 幸男)